シマノ ベイトリール エントリーモデル5兄弟
シマノのベイトリール、両軸リールのエントリーモデルは
カシータスMGL、バスワンXT、バスライズ の3兄弟と思われがちですが、
実は炎月BB、グラップラーBB、幻風XT、幻風を含めて7兄弟となり、
海外モデルを含めると、
カイウス、カエナンをプラスして、なんと9モデルもあります。
樹脂ボディー、CI4+ボディーなど材質は違えど、全て同型のボディー形状となっており、それぞれのパーツを流用することが出来ます。
そこで、皆さんのシマノのエントリーベイトリールの改造の参考になればと思い
9兄弟の内、ブレーキユニットの付いた国内販売されている5兄弟を紹介してみたいと思います。
カシータスMGL
言わずと知れた、シマノのエントリーモデル
最上位機種
マグナムライトスプール、new svsインフィニティ を搭載したハイパフォーマンスモデルです。
ドラグワッシャーはカーボンクロス、ボディー材質は高強度樹脂。
スペック
最大ドラグ力 4.5kg
自重 190g
スプール径 34mm
ブレーキ new svsインフィニティ
ラインキャパ ナイロン14lb-100m
ベアリング数 4個
炎月BB
タイラバ専用の両軸リールのエントリーモデル。
ブレーキユニットも付いているので、キャスティングも可能。
PEライン専用となっていますが、ナイロンやフロロカーボンのラインを巻いても問題ありません。
ラインキャパはPE1号を200mなのでナイロンやフロロに換算すると10lbが約85m巻ける計算になります。
ドラグワッシャーはカーボンクロス、ボディー材質はCI4+。
スペック
最大ドラグ力 5.5kg
自重 185g
スプール径 34mm
ブレーキ svs
ラインキャパ PE1号-200m
ベアリング数 4個
グラップラーBB
ジギング専用の両軸リールのエントリーモデル
スペック等はラインキャパ以外、炎月BBと同じです。
ラインキャパはPE2号が200mなのでナイロンやフロロに換算すると20lbが85m巻ける計算になります。
スペック
最大ドラグ力 5.5kg
自重 185g
スプール径 34mm
ブレーキ svs
ラインキャパ PE2号-200m
ベアリング数 4個
バスワンXT
シマノのエントリーモデルで1番選ばれるモデルかと思います。
説明不要の定番モデル。
ボディー材質は高強度樹脂ボディーです。
スペック
最大ドラグ力 5.0kg
自重 210g
スプール径 34mm
ブレーキ svs
ラインキャパ ナイロン16lb-100m
ベアリング数 4個
バスライズ
シマノのエントリーモデルとしては、最下位の
モデルながらコスパに優れたモデル。
改造のベース機としては、最適。
ボディー材質は高強度樹脂ボディーです。
スペック
最大ドラグ力 5.0kg
自重 200g
スプール径 34mm
ブレーキ イージーマグ
ラインキャパ ナイロン16lb-100m
ベアリング数 1個
バスワンXTと炎月BB、グラップラーBBの SVSユニットは種類が違うので、そのままスプールを変えただけでは使用出来ません。
ブレーキユニットの組み替えが必要です。
また、カシータスMGLとバスライズのサイドカバーは共用のため、NEW SVSインフィニティのユニットの移植はスプールと内部のみで済み、外観を損ないません。
如何でしたでしょうか、リール改造の参考になれば、幸いです。
コメントもお願い致します。